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グリランドの使用機材の紹介

各メーカーのRIBの比較


 グリランドで使用するRIBは
日本で最も過酷な状況で稼働しています。

東京湾・十和田湖・知床
合計8艇、それぞれのボートが1日あたり
約1時間の航行を8~12回
1シーズン(1年)で1艇が900~1,200hも稼働します。

RIBは18~30fモデルをメインに比較していきます。


最近、取引先やお客様に

「どのメーカーのRIBが良いですか?」

と聞かれます。

各メーカーの比較や、サービス体制など
以下を参考にしてください。


海水・淡水・泥水・低温・極寒・高温・灼熱・高地・・・

各国の漁師・海軍・海上警察・レスキューなど
世界では河川や海洋で様々な環境の下で船舶が航行していますが・・
その中で最もボート(船外機)を酷使しているのがグリランドかもしれません。

 これまでの歩みや使用機材を紹介します。
これからRIBを購入される方の参考になればと思います。



GURILAND

RIBツアーの歴史


2010
アキレス SU-18 (エンジン ホンダBF50) 最高速度22ノット

グリランド野生動物管理センターの10名乗りのインフレータブルボートを


初めて十和田湖に浮かべ、特別保護区を仲間と探検

この素晴らしい手つかずの自然を観光客に見せられないものかと考える


しかしこの場所までは一般のモーターボートで往復3時間

地形が険しい十和田湖では更に速い高速ゴムボート(RIB)が必要になる。  
 アキレスSU-18  10名乗り
 2011
巡視艇 搭載艇と私 AVON SR6.0が4艇十和田湖に 地震により神代ヶ浦に現れた石仏

東日本大震災があった年。
海上保安庁より巡視艇搭載艇のイギリス AVON SR6.0を4艇譲って頂きました。
それを整備し、それぞれホンダBF175、ヤマハF150、スズキDF140、スズキDF175に換装する。

SR6.0 4艇で十和田湖RIBツアー事業を開始
2013
 海外のお客様が増加
NF750の導入
様々メーカーのエンジンのテスト 巡航速度をUP所要時間を短縮
在日米軍基地と提携を始める。
プロペラのセッティングを見直し高速化
2015
ZAR75の導入 ZODIAC PRO750の導入
合計7艇で運航
 
 2018
知床RIBツアー スタート

世界自然遺産を巡る
アドベンチャーボートツアー
東京RIBツアー スタート

アスファルトジャングルを巡る
アドベンチャーボートツアー
十和田湖RIBツアー

ZANERO 900導入で
全天候型ツアーに対応

知床&東京RIBツアーがスタート。

ZANERO 900
HONDA BF250×2を3艇導入

知床・十和田湖・東京で最高速度が60ノットオーバーに!

各メーカーのRIBについて
AVON SR6.0
イギリス
ZAR75
イタリア
NF750
日本
海上保安庁も採用するヘビーデューティーRIB
6mの船体に定員は12名


V6エンジンを積むことも可能ですが
重すぎる為、4気筒150馬力が理想です。
イタリアのヨットメーカーのレジャー用RIB
7.50m 定員10名


V6 250馬力までは問題ありません
海上保安庁も過去に採用したニシエフ製
7.50m 定員10名


船体強度が弱く、200馬力以上を載せると
船体が割れる恐れあり・・
ZODIAC PRO 750
フランス
ZANERO 830
イタリア
ZANERO 900
イタリア
 世界のトップブランド RIBといえばZODIAC
7.50m 定員10名


V6、250×1機または140×2機が理想
ビルダー及び工場はZODIAC
8.30m 定員13名


このサイズになると250馬力ではもの足りません
 2機掛けによりトリッキーな航行が可能
9.00m 定員15名


グリランド仕様ではBF250×2ですが
150馬力×2で十分走ります
WILLARD MARIN  SEA FORCE 700改850
アメリカ

アメリカ海軍が正式採用する世界最強のヘビーデューティーRIB

グリランドではカミンズターボディーゼル仕様を船外機仕様に変更しています。
8.50m  定員14名


運動性能がとても高く、能力を100%発揮させるには十分な訓練が必要です。
グリランドでは全座席にジョッキー式サスペンションシートを採用しています。


 
  AVON SR6.0 ZAR75   NF75 ZODIAC PRO750  ZANERO900 SEA FORCE 700
チューブ
耐久性能
★★★★☆

頑丈なプロテクターに
保護されパンク知らず
 ★★★★★

ほぼFRP船 チューブ面積が
少ない分メンテが楽
★★☆☆☆

造りが悪い
全体的に補修が必要
★★★☆☆

損傷があってもチューブが
簡単に外せるので補修が楽
★★★★☆

ノウハウありで各メーカーの
欠点を全てカバーしています
★★★★★

特殊引地使用でパンク知らず
接着剤が特殊

船体とチューブ
接着方法

接着工法  接着工法 ボルト式   ボルト

はめ込み式
 接着式  ボルト式
剛性 ★★★★★

厚く頑丈なハル
★★★★★

特殊な船底で
波切良く硬い 
★☆☆☆☆

無理するとデッキに
ヒビが入ります・・
★★★☆☆

程よい硬さ
★★★★☆

この長さにしては
申し分なし
★★★★★

とても頑丈
運動性能 ★★★★★

小型でも重量があるので
140馬力以上は必要
ディープVハルで安定感抜群
★★☆☆☆

ラグジュアリーモデル
走る楽しさは期待しない
直進性良い
 ★★★★★

あらゆる方向からの波に
直進性高いが波かぶる
★★★★★

ビーム幅があるのに
バンク角が鋭く楽しい
2機掛けで別物に!
★★★★★

ロール、ジャンプ!
最高に楽しい!
どんな状況でも航行可
 ★★★★★

米軍正式採用モデル
どんな波も破壊し進む
スピード落とす必用なし
価格
(エンジン込み)
1,600~1,800万円 900~1,200万円 1,700~2,000万円 1,200~1,400万円 1,800~2,200万円 3,800~4,200万円

使用頻度にもよりますが、チューブ後方下部が水面との抵抗・摩擦にさらされ
引地が薄くなってきたり、接着面が剥がれてきます。最も修理が困難な場所です。

チューブ自体が船体から簡単に取り外すことができるモデルであればチューブをひっくり返し修理が容易にできます。
ニシエフ NF750 チューブの中にまたチューブ。
船齢7年目で外側が紫外線によりパリパリになりひび割れ多数
ZODIAC PRO750
 4年目 稼働時間5,000h程度で水面との
摩擦でチューブ摩耗、空気抜け
   

2023年現在 世界最高のクオリティーのRIBの紹介

35f 1,050cmの超大型RIB 販売可 中古・新艇あり
エアーチューブカラー 黒 赤 黄 グレーから選べます。
チューブ材質 PVC ハイパロンから選べます。 


グリランドが設計した35f(1,050cm)の超大型RIBです。通常日本に流通するRIBは最大でも850cmですが グリランドのRIBは900cmと1,050cmのモデルを取り扱っています。
特に拘ったのがビームの幅です。クラス最大幅を誇り、ジョッキーシートが3列並べることができます。
また、過去にこのハードな航行によって試作艇含め5艇ほどトランサムを割っています。 もしエンジンが落ちたら想像もつかないくらい危険です。
納品したお客様からもこの部分に関してクレームがあったりと初期モデルはいろいろ問題がありました。
しかし現在は研究を重ね、徹底した対策をし、5年くらい前からはトランサムの問題は一切発生しなくなりました。
1,050、900共に幅は同じですがハルの形状が若干違います。
デッキ上は幅は同じですが長さが1mほど違うだけです。
この動画では600馬力(V型6気筒300馬力×2)を使用で自由にバウンドさせることができます。 ※900は腕があれば4気筒200×2でも可
このテクニックは乗客の人数や燃料搭載量はあまり関係ありません。
動画撮影時は40ノットくらい出ていますが、もう少し低速のほうがよりバウが高く上がります。
この方法は海面が凪のコンディションの時、不意に他船の航走波やその他の自然現象により 大きな波が迫ったてきた時に、油断していた乗客が腰を痛める前にパフォーマンスの一つとして行う手法です。

画像クリックで動画

35fは完成価格1,900~2,300万円(エンジン・仕様・チューブ材質・発注の艇数により価格は変動)

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